
(2008/6/29)
文:坂野しとし
【活字の放物線―第78回:カメラに夢中】
私は仕事で写真を撮ることが多い。会議やイベントの様子から、動植物、人物、乗り物など被写体は様々だ。それらをどういう構図で撮るか、色々と試行錯誤しながら撮影しているのだが、結果はうまくいくときもあればそうでもないときもある。一応、毎回撮った写真を見ながら、もう少しこういう風に撮れればいい写真になるかなと考えたりしている。だが、それだけではいけないような気がして、少し勉強してみようと思っていた。
そんな時に本屋さんで見つけたのが、「デジタル写真生活」(ニューズ出版)だ。その名のとおり、デジタルカメラでの上手な写真の撮り方を毎回特集しているほか、投稿作品の批評や、機材など各種アイテムの紹介もしている。
13号では、記念(記録)写真と芸術作品として撮る写真とでは、どう違うのかとか、様々な乗り物や花、自然などをどういう風に撮れば独自の視点でのおもしろい作品になるかなどが書かれており、つい先ごろ発売された14号では構図の選び方のコツについて解説してくれている。もちろん、この雑誌を読んですぐに上手に撮れるようになるわけではないが、今まで分からなかったことや考えながらやっていたことが再確認できるうえに、上手な写真はいいお手本にもなる。
紙面もほぼ全ページがフルカラーであって、非常によい。ページ数は150ページ前後だ。どちらかというと初心者向けのようなので、解説もやさしい。
人の心を打てるような、あるいはユニークな写真が撮れるように、この雑誌以外にも色々と読んで勉強してみたい。自分は今、仕事で写真を撮っているが、他の部署へ異動になってもプライベートで写真を撮るかどうかは分からないが、この雑誌を読んでいると写真にはまってしまう人たちの気持ちが分かるような気がしてきた。

■坂野しとし
紹介:20歳台後半突入の26歳。活字大大大好き痴呆こーむいん。
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